ブログ・お知らせblog・news

2024.02.08

ブログ

非課税枠最大1800万円!新NISAは何が変わった?

担当:渡辺

1月から新NISAが始まりました!

NISAとは、2014年に始まった「少額投資非課税制度」のこと。通常であれば金融商品への投資による利益には20.315%の税金が課されるところ、NISA口座で取引した場合には非課税になるという、税金分はお得になり制度です。

そんなNISAが今年、制度刷新でさらにパワーアップ。主な変更点を確認しましょう。

■つみたてと一般利用、併用可能に

変更点の一つ目は、2種類のNISAが併用可能となったことです。NASAには【積みたて投資】と【成長投資】があり旧制度ではどちらか一方しか選択せきないルールでした。

それが新NISAでは両者の併用が可能に。

予算や投資方針に合わせた柔軟な運用が実現します。

 

■年間投資上限がアップ

二つ目の変更点は、年間の投資上限額の大幅な引き上げです。

つみたて投資の年間投資上限は40万円→120万円に成長投資は120万円→240万円へと変更。

非課税枠が広がったことで節税メリットも大きく増加しました。

 

■非課税保有期間の無期限化

三つ目は、保有できる期間の無期限化です。

旧制度ではつみたて投資で最大20年間、成長投資で最大5年管の期限が定められていましたが、新NISAはこの期限を撤廃。

より長期的な視野での投資運用が可能となりました。

なお、この3点にあわせて注目したいのは、非課税で運用できる最大の金額が大幅に上昇した点です。

旧制度ではつみたて・成長のどちらか一方しか選択できず、保有期間にも制限があったため、最大利用額は

つみたて:40万円×20年間=800万円

成長:120万円×5年間=600万円でした。

しかし、新NISAではこの限度額が「両者併用で最大1800万円」へと拡大。2000万円弱を非課税運用できるとなれば、期待される収益・節税メリットも無視できない大きさです。

 

ただし、魅力的な新NISAにも大きな注意点があります。それは、金融商品を購入するということは貯金とは異なるため、節税どころか「元本割れ」のリスクがあること。

利用にあたっては、ご自身でリスクを慎重にご判断ください。

 

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加